お米の育て方 ~種もみ~
2020/8/31
種もみとはお米の種のことです。
良いお米をつくるには、種もみ選別が大切です。
塩水選
中身の詰まった良い種もみを選ぶために、塩水につける塩水選を行います。
中身の詰まっていない軽い粒は浮いてきてしまうので、沈んだ重い粒だけを選びます。
種子消毒
種もみを病気や害虫から守るために消毒をします。
60℃の温水に浸けて殺菌する方法や薬剤を使って消毒する方法があります。
浸種
種もみを一斉に発芽させるために、必要な水分を吸収させる作業を浸種と言います。
芽が出やすくなるように水槽に種もみ袋を沈め、芽が出るのに必要な水分を5~8日間かけて吸収させます。
温度管理を行い、一斉に芽を出させます。
種もみがふくらんで芽が出てきたら種の準備は完了です。
お米の種を選別する作業!いわばお米のオーディションね!
デビューできるのはどの種かしら?